山形県 川西町
東沢活性化センター


東沢トピックス

第4回 「農民具コレクションからみる暮らしの歴史」


 

プロフィール
 お名前:巻田 実 さん(87)
 住まい
:飯坂地区


(2017.07.18インタビュー)


――農民具をコレクションされているとお伺いしました。


 約20年ほど前から集めはじめました。うちは元々は農家で、小さい頃から農業を手伝っていて。その頃から使っていた道具を並べたり、お店で珍しいものを見つけたら買って並べたり。愛媛県から取り寄せたものもありますよ。

  ▲長年かけて収集した農民具が所狭しと展示されていました



――今では見かけないような道具がたくさんありますね。


 今は、機械化が進んで、本当に便利になりましたから。馬は車になり、藁や木で手作業で作っていたものも、お店で買えばそろってしまいますからね。だけど、手作りには手作りの良さがやはりあって。かんじきなんかは、プラスチック製のものよりも丈夫だったり、使いやすかったりするんです。
 昔は、14、5歳の子供でも、70㎏近い重さの米俵を持ち上げて働きました。作物の育たない冬の間は藁細工や木工等をして道具を作り、納豆も自分たちでこしらえたり、とにかく自分たちでできるものは何でもやっていましたね。そういう時代でした。

  ▲かぎやすのこなどいろいろありました。



――農機具のエンジンについても詳しいとお聞きしました。


 東京で行われた、エンジンの講習会に参加したことがあります。参加証明の賞状もいただきました。 エンジンも、時代に合わせて形を変えていて、面白いんですよ。
 昔のものだと、芋を入れてふかすことのできるものもあります。農作業の休憩の時間に、そのふかした芋を食べたりしたんですよ。


  ▲収集したエンジンの数々

         

――このコレクションは普段、公開等はしているんですか?


 たまに、「売って欲しい」といらっしゃる方もいますが、基本的に販売はしていません。「見せて欲しい」という方にはお見せしているので、お声がけください。 

  ▲古いエンジンも綺麗に手入れされていました。

詳しくお話いただき、とても勉強になりました。ありがとうございました!

インタビュー:川西町地域おこし協力隊/大坪・窪村・齋藤・柚木

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